夏休みの振り返り方について(辛口ドライ)
こんにちは。理塾です。
もうそろそろ夏休みも終わりですね。
さて、夏休みは、単に過ごしただけではいけません。
定期テストだって、模試だって、夏休みだって、やりっ放しはよくありません。
振り返って、あまりよくない点にメスをいれ、そこを改善した時に、君たちは少しずつ賢くなるからです。
さぁ、振り返りを始めましょう!!
(1)夏休みの課題が、全部終わりそうにない人
夏休みの課題がまだ終わっていない人は、まずは8月31日までに終わらせねばなりません。
未提出だったり、一部分だけできなかったり、ということは論外です。
なぜなら、君たちはまだ気づいていないかもしれませんが、今の学生時代の過ごし方は、大人になっても、そうそう変わるものではありません。
ですから、夏休みの課題をいい加減にしている人の大半は、「やるべきことをちゃんとこなせない大人」になります。
当たり前ですよね。
中高生の時代は「課題なんてほとんど無視してた」という人が、社会人になって「業績をバンバン出して出世しまくり」になるわけがない。
むしろ、「あいつは報告もいい加減だし、仕事を任せられない」という風になるのが予想されます。
当然ですが、あなたが抱いているほとんどの夢は叶わないでしょう。
怠け者なんですから、当たり前です。
そうならないように、今できること。
それが、「夏休みの課題をちゃんとする」ということなんです。
わかりましたか?
すぐやりましょう。
(2)夏休みの課題が、まだ終わっていないが、なんとか間に合いそうな人
提出期限には間に合う、という人も、安心してはいけません。
今から頑張れば9月1日の提出には間に合うかも知れませんが、それで満足しているようなら全然ダメで、むしろ「失敗した夏休み」だと認識せねばならないのはわかりますか?
「期限に間に合って喜んでいるようでは、慌しくて自分らしくない人生を送る」ことになりますよ。
別にそれがダメとまでは言いませんが、努力はもっとするべきですし、そうなってしまう理由を説明します。
そもそも、夏休みの課題というのは、誰もがギリギリにならないと終わらないくらい量が多いわけではありません。
やろうと思えばできるのに、ぐずぐずしていて、なかなか取りかかれず、それが原因でギリギリになってしまっているというのがほとんどです。
ということは、このままあなたが大人になると、こうなります。
仕事の報告や提出はしないわけではないが、なかなか取りかからず、いつもギリギリ。お金の支払だって、いつもギリギリ。
いちおう期限には間に合わせているから、めちゃくちゃ怒られることはないけれど、場合によっては、期限に振り回されて、期限前はいつも忙しく、慌しい。
仕方がないので、みんなが帰宅しているのに、一人職場で残業したり徹夜して、なんとかしたりする。
こういう風な、「なんとか切り抜けた」という過ごし方は、大人になっても変わるものではありません。
そもそも、あなたは、「なんとか間に合った」「なんとか切り抜けた」という、危なっかしい人生を送るつもりですか?
それは嫌ですよね?
それなら、今から計画的に過ごし、余裕のある夏休みを過ごすことが、そうならない唯一の方法です。
わかりましたか?
来年は、こういう過ごし方から脱却するようにしましょう。
(3)予定通り、夏休みの課題を終えた人
比較的余裕を持って、夏休みの課題を終えられた人は、課題において優秀です。
そしてこれは、同じような過ごし方を今後もしている限り、学生でなくなって社会人になっても、基本的には評価される過ごし方であることを意味します。
中には「夏休みの課題を、早めに終わらせるのは当たり前でしょ」と思う人も、このレベルになるといるでしょう。
あなたは気づいていないかもしれませんが、当たり前のことを当たり前のようにできない人も多々います。
提出物をちゃんと出せない人もいる。
提出物がギリギリにならないと取りかかれない人もいる。
残念ながら、こういう人たちは少なくありません。
そして「優秀」というのは、何か特別なことをするわけではありません。
周囲の人がいい加減にやっていることを、些細なことでもいいから、余裕を持ってやり抜けるだけでも、それはとても素晴らしいことであり、優秀ということなんですよ。
前にも言いましたが、世の中のほとんどの人は、誰でもできそうなことを仕事にしています。
それなのに、仕事ができる人もいれば、仕事ができない人もいる。
やっている仕事内容で判断されるのではなく、どのように取り組んでいるかで評価されるんです。
ですから、誰でもできる夏休みの課題を、綺麗に進められた人は、それだけで優秀なんですよ。
そのまま自信を持って人生を歩み、あなたが希望する将来を手に入れてくださいね。
きっと夢は叶います。
たくさん努力して、幸せな人生を過ごしましょう。
さて、理塾では、努力家を育てています。
1点を上げる勉強法は苦手ですが、将来的に社会に出た時に必要とされる人材の育成には自信があります。
理塾の門を叩きたい方は、ぜひお越しになってください。