塾長ブログ

【必読】夏期講習費の適正価格をアドバイス!!

投稿日:2023年4月20日

こんにちは、理塾です。
毎日勉強していますか?

さて、今回のテーマはズバリ『高額な夏期講習費を見直す』です。

中3生になると高校受験生になって、夏期講習費は高額になりがちです。
集団塾でも5-6万円はしますし、個別指導塾だと10万を超えるのは普通だったりします。
中には、20万を超える非常に高額な請求をする学習塾もあります。

単刀直入に伺いますが、パッと払えますか?

普通のご家庭は「高いなあ…」と思うでしょう。
でも大事な我が子のためですから、「高いけど、受験のためなら仕方ないかな…」と、どのご家庭でも悩むと思います。

最大の問題点は、「誰もが避けて通れない道なのに高額になりがちで、かつ比較検討がしにくいこと」でしょう。
そういう悩みに、理塾が協力したいと思ってます。

先に結論から言いますと、「10万を超える高額な夏期講習費を払っても、成績がほとんど上がらない」ということは、結構あります。
高額な対価を払っているのに効果があまりないのなら、無駄ですよね。
なぜ、こういう悲しいことが起きたりするのでしょうか?

なぜかというと、「夏期講習という売上を作ることに熱心になっているので、生徒にとって本当は何が必要かが置き去りになってしまっている」ことがあるからです。

特に、通っている塾の面談席に「優秀教室賞」みたいな表彰状が飾ってある場合は、それはたぶん『売上を作ることに熱心な教室』です。
詳しくお話しましょう。

そもそも、売上を作ること自体は悪ではありません。
企業ってそういうものでしょうから。

そして、どこかの系列に属する個別指導塾(いわゆる有名どころ)では、確実に「売上ノルマ」があります。
売上ノルマを達成するために、生徒数から逆算して、一人当たりの請求を考えたりします。この時点で既に機械作業ですよね。

簡単に「ウン」と言わない家庭や、経済的に苦しい家庭があると、ノルマ達成はその分だけ厳しくなるので、他の家庭にしわ寄せが行きます。
全体的な売上ノルマ達成のため、その分だけ講習費が高くなっちゃうこともあるわけですが、これってどう思われますか?

さらにこの売上ノルマを達成するために、各教室では、教室長が「夏期講習の提案をして、保護者が即サインしてくれる面談の練習をする」んですね。
二人一組になって、教室長役と保護者役に分かれて、「夏期講習の提案が通るまで、何度も面談の練習をする」んです。

でも、ちょっと待ってください!
この時点で、売上ばかり重視して、なんだか子供が置き去りになっている気がしませんか?

夏期講習の面談の練習を交代でやることで、子供の成績が上がるのでしょうか?
そんなことをするくらいなら、わかりやすい授業を実施するため、授業の練習をするのが、学習塾の姿ではないのでしょうか?

子供のこと、全然考えていない気がしますよね。
こういう個別指導塾が、実際にいくつもあるんです。

もちろん、夏期講習費をマシマシにして売上を作って、そのうえでちゃんと成績を上げようとする教室も中にはあります。
ただ、高額な夏期講習費で売上を作ることばかりに熱心で、夏期講習費を回収できたら、その後のことは適当な教室も、事実あったりします。
そして、とても重要なことですが、この区別をするのは一般の保護者の方には困難です。

近所の個別指導塾が、良心的な教室長であることを祈るしかないんですね…。

なんとかならないだろうか。
そう思って、理塾では、なんとかすることにしました。

ですので、『結構な金額の夏期講習を提案されちゃったけど、これって本当に必要なんだろうか…?』と感じられた時は、ぜひ理塾にご相談ください。

車検でも、『なんか思ったより高いぞ…?』と思ったら、他のクルマ屋さんで見積もりを取ったりすることもありますよね。
それと同じように、『なんか思ったより高いぞ…?』と思われたら、『理塾がセカンドオピニオン』になります!!

なお、理塾の塾長は、100を超える学習塾を訪問して研究し、たくさんの指導者をこの目で見てきました。
生徒の事に熱心な指導者もいれば、売上を作ることだけ熱心な指導者もいます。

なので、理塾に「この夏期講習費は適切かどうか」を質問してもらえたら、『セカンドオピニオンとして、業界を知る人間から、しっかりアドバイス』します。

『この金額でこの内容なら、良心的な提案だと思います』とか…。
『12万円の夏期講習費は高すぎる、せいぜい6万円もあれば、成績は上げられます』とか…。
『お盆も休んで学習時間が45時間しかないのに4万5千円は、高いし効果が出にくいと思います』とか…。

保護者の目線に立って『本当にその金額が妥当なのか』について、丁寧にアドバイスします。

ちなみに、理塾はいつも基本的に満席で、積極的な生徒募集を行っていません。
ですから、「相談したら、強引に入塾を勧められる」ということは、絶対にありません。
お約束しますので、ご安心ください。

ただ、しっかりアドバイスするうえ、入塾の勧誘もしないのでは、完全なボランティアになってしまうので、真剣にアドバイスする分だけ、相談する面談費用だけは頂戴します。
こちらは、15分で1,000円(税込)です。遠方の方はオンライン面談にも対応します。

15分というと、学校の懇談のイメージに近いです。
受験生でないならば、この程度の時間でお話できますから、1,000円が目安になるでしょう。

ただ、高校受験生で丁寧にアドバイスする場合は、だいたい30分程かかりますから、2,000円を目安にしていただけたらと思います。
決して高額ではないと思いますし、そうすることで「納得して我が子を夏期講習に通わせられる」のであれば、良心的な費用だと思っています。納得されるご家庭だけ、ご相談ください。

ちなみに、他記事でも書いていますが、理塾の夏期講習は「お盆も含めて毎日のように開校して、平均的な学習塾の3倍のも授業時間があって、6-7万円」です。
理塾に通われているご家庭からは、「良心的だ」と言われることがほとんどです。1時間あたりの授業料が400円ですしね。

事実、たぶん理塾より安い学習塾は無いです。
何故なら、ほぼ「儲け度外視」の金額設定だからです。

理塾は、売上を作ることには無関心(そもそも売上ノルマ自体がない)ですし、子供達のことを一生懸命に考えられたら、それで十分なんです。

なので『他塾さんから提案された高額な夏期講習についての相談』も同じスタンスで、良心的な料金で、しっかりアドバイスさせていただきます。
大事なお子さんのためにも、夏期講習費については、しっかり考えてあげて、納得のいく夏休みにしてください。

基本的に、面談で資料を見ながらアドバイスしますが、まずはお電話でご相談ください。
【セカンドオピニオン相談先:0744-24-1915】

 

≪理塾の塾長の独り言≫

集団塾は夏期講習費用が一律ですので、費用がわかりやすく明示されていることがほとんどです。
一方、個別指導塾は「個別のプランだから一概に言えない」という理由で、概算の費用すら明示されていません。

確かにそれには一理ありますが、概算の費用すら明示されていないのは、「初めて行く寿司屋で値段表がなかった」くらいハードルが高くて困惑するものです。
学習塾として、保護者を困惑させてはいけません。

それでも保護者が個別指導塾に頼るのは、藁をもすがる思いを持っているからです。
子供の勉強面で困って、なんとかしたくて、問い合わせをされていることも、多いんですね。

そして、保護者の少なからぬ不安は「授業料がいくらになるか」ですから、なるべく言える範囲で丁寧に説明するのが、学習塾業界全体として大事だと思っています。
「教室にお越しになってから説明する」では完全に遅いですよね、保護者の心理が全然わかっていない。
寿司屋だって、店内に入ってからだと、もうUターンするのは無理ですからね。

「問い合わせする前に、調べたらすぐわかる」くらいがちょうどいいんです。
それなのに「一概に言えない」からと言って教室に来るように誘導したり、事前に目安すら提示できないというのは、教室側の努力不足や認識不足を感じますし、そもそも「表示する気がない」という意欲のなさも感じます。

そして、そんな状態で、受験の素人の保護者と面談に慣れた教室長が面談してしまったら、そりゃ「どんな金額でもサインしてしまった」という状況は起きやすくなると思うんですね。
それでも保護者は「子供のためだから」と納得することがほとんどでしょう。

でも、そんなことでいいのだろうか。頂戴したお月謝に誇りが持てるのだろうか 。

世の中には、いろんなこだわりの学習塾があり、いろんな形の一生懸命があり、その対価としてお月謝を頂戴するわけですが、困って頼っている方に対して売上ノルマを意識するのは、大きな違和感を感じてしまうのです。

あらゆる個別指導塾が高額な請求を行っているとは言いませんが、生徒の個性よりも売上ノルマを意識した夏期講習プランの作成があることは、実際にこの目で何度も目の当たりにしてきました。
また、集団塾はベテラン講師も多くて質の高い授業を自ら実践していることも多いですが、個別指導塾は人がコロコロ変わることも多く、経験の浅い若い教室長が無理な提案をすることも結構あるうえ、授業は大学生講師に丸投げになることがほとんどで、責任が果たされているのかは疑問です。
そして、多くの保護者は、その事実に気付いていません。

どんな親だって、我が子のためなら、一生懸命になるものです。なんだってするものです。
それは一種の本能と言っていいかも知れません。

保護者が本当に困って、本能をぶつけて頼ってきていることもあるのに、売上ノルマを乗っけて夏期講習の提案をするのは、理塾の塾長は好きではないし、おかしいことだと思ってます。
なんとかしたくて、せめてセカンドオピニオンをお伝えできたらと思って、この記事を書きました。

それに、よほどのことが無い限り、単価の高い個別指導であっても、高校受験生で10万を超える夏期講習は不要です。
受講したらダメだと言うつもりはありませんが、個別の授業はそんなに多くは必要ないんですね。
ちゃんと考えたら集団塾と同じくらいの6万円くらいでも、成績を上げることはできますし、仮に6万円で成績が上がらなかったら10万円払っても15万円払っても成績はたぶん上がりません(金額ではなく本人のやる気が一番大事です)。

理塾の塾長は、ゴディバが1個300円の高級チョコを売るのと、駄菓子屋のおばあちゃんが1個20円のチロルチョコを売るのは、まったく違うと思っています。
ゴディバが高級チョコを売るのは商売ですが、おばあちゃんが駄菓子を売るのは商売という割り切ったものではないこともあるからです。そして学習塾が夏期講習をするのは後者に似ている時もあり、商売という面だけではなく、時として人助けの時もあると感じているからです。
もはや日本中すべての家庭にとって中卒という選択肢は基本的に無く、高校受験生の夏期講習は誰もが通る道であり、言い換えれば生活必需品に等しいものになっており、そしてそのことで家庭が困っている場合もあるわけですが、そこに売上ノルマを持ち込むようなことはしてはならないと思います(少し違うかもしれませんが、中3国語<光村>教科書の温かいスープを読んでいただくと、理塾の塾長の想いがイメージしやすいかもしれません)。

集団塾も個別指導塾も、まずは目の前の生徒に寄り添わないといけません。そして、これからの時代、その先にある保護者にまで想いを馳せないといけません。集団塾と個別指導塾ではそれぞれ特性もあるので一概には言えません(理塾の塾長は保護者対応は相当な経験値を持っていますが、生徒授業は奥が深くまだまだ修行中です)が、まずは個別指導塾において、ますます保護者に寄り添うことが求められていくことを、肌身をもって感じます。それなのに、上記のように、違和感を感じてしまう状況なのは何故でしょうか。
個別指導塾が登場して、もう30年ほど経ちますから、成長途中にあるというわけではなく、そういう部分が欠如したまま成熟してきたのが個別指導の業界なのかもしれません。そしてその原因の一つは、集団塾はフランチャイズなんてほぼありませんが、個別指導塾はフランチャイズが多いのが原因の一つなのでしょう。

はてさて、長くなりました。いろんなご意見があると思いますが、困っている方は、ぜひ理塾をセカンドオピニオンとして、頼って頂ければと思います。

【セカンドオピニオン相談先:0744-24-1915】