受験生対応で日曜も休まず毎日授業してました
こんにちは。理塾です。
明日はいよいよ、公立高校の一般選抜の入試日です。
この日のために、理塾の生徒は毎日ずっと塾長の授業を受けてきました。
今年の受験生は本当によく頑張る生徒が多く、冬休みは毎日「朝9時から夜22時まで授業」をしました。
自習ではありませんよ。
塾長による5教科の授業を毎日受講してくれていたんです。
冬休みは、朝9時から夜22時まで授業。
3学期の平日は、昼14時から夜22時まで授業。
3学期の土曜は、昼13時から夜22時まで授業。
3学期の祝日は、昼13時から夜22時まで授業。
冬休みの時点では、日曜しか休みはありませんでした。
ただ、それでもまだ足りないと思う生徒からは、「日曜日も開校して欲しい」とお願いされました。
日曜も開校すると、文字通り休みがないうえに、授業以外の業務がストップしてしまいます。
でも、理塾の生徒はとても大切な存在です。
いろいろと考えましたが、実は日曜も含めて毎日開校することにし、日曜も含めて毎日授業をすることにしました。
平日は午前中の授業である中学校が多いので、3学期は昼から開校して毎日授業をしました。
土日祝日も毎日開校して、授業をしました。
ずっと教室に引きこもって、授業をしていたことになります。
奈良県の英語は、英作文が出ます。
ですから、英作文のコツという特別講座も作って参加させ、接続詞と前置詞の使い方に絞って考えて、できるだけ長い文章を作れるように教えました。
奈良県の英語は、リスニングも出ます。
ですから、塾長が大きな声で男性役と女性役の一人二役をこなして、ヘタウマな英語で読んだりもしました。
奈良県の英語は、長文読解も出ます。
ですから、まずは英文法の基礎の授業をしたうえで、スラッシュリーディングを全員に教えて、素早く正確に読めるようにしました。
こういうことを、英語だけではなく、数国理社のすべてで実施しました。
私自身、毎日6時間ほどは自ら授業をして、受験生以外の生徒の授業指示を書いて、授業報告書に目を通して、次の日の授業準備をして、プリントを印刷して、の毎日だったため、仕事と睡眠だけの毎日でした。
もちろん、ロクに睡眠時間なんて、ほとんどとっていません。
忙しい中、新しい試みもしました。
むしろ忙しいからこそ、色々と模索する意欲が沸くのかもしれません。
同じことばかりの毎日だと疲れるので、刺激を求めているのかも知れませんね。
4月以降、理塾は新たな授業展開をしますが、その下準備を受験生を対象に進めました。
奈良県では初だと思いますが、通塾していなくても、「無料で授業を受けられる」「無料で進路指導のアドバイスを受けられる」ということを少しずつやりますので、4月以降を楽しみにしてください。
※他塾さんからすればいい迷惑だと思いますが、「授業」や「進路指導」という情報にはほぼ価値がなくなってきた、と思うんですよね・・
※特に、ワークなどの塾テキストを使って、そこらへんの大学生とか誰でもできる授業レベルでお月謝もらうなんてくだらないことは、理塾の無料化授業によって、奈良県からなくしてしまおうと思っています
他にも、新たに完全オリジナルで模試っぽいことなんかもやってみました。
2月とかは受験直前ですが、直前の大事な時期なのに、今の学力を判断することって、実は厳しいんですよね。
やっている模試がひとつもないから。
生徒が浴しているのに、なんで個別塾がやらないかというと、やる気がないか、やる実力がないか、その両方か、のどれかで確定です。
ちなりに理塾では「なければ作ればいいじゃないか」ということで、オリジナルの模試を無料で実施しました。
特に個票は完全オリジナルですが、内申点と模試得点を合算して判定するという、フジイ模試より完成度にこだわった理塾の判定をしました。
受験直前は藤井模試も学校の学力診断テストもないので、受験生は緊張して受けていましたし、保護者からは「受験直前の実力がよくわかる」と、随分とありがたがれました。
実は理塾のこの模試は、実施当日に即日返却するんですよ。
やるからには、そのくらいインパクトのあることをしたいですしね。
たぶん、試験の当日に解答と判定が全て揃う塾は、奈良県でも理塾だけだと思います。
特別なことは何もやっていなくて、1教科終わるたびに、塾長や講師が必死こいて採点し、すべて個別に志望校判定していくだけなんですけどね。
昼の13時から模試をして、20時には答案と点数と判定結果がすべて出ます。
高田高校はB-判定で、橿原高校はB+判定とか。何をどう頑張ればいい、というアドバイス付きで。
やっぱり当日に返却してレスポンスが早いと、生徒もどこが課題でどう解決したらいいのか、すぐに話ができるので、これは相当効果がありました。
今年の好事例の筆頭ですので、来年以降もさらに改良しつつ実施していきます。
こういう風にいろいろとやっていますが、そこまでお月謝は頂戴していません。
冬期講習費としてある程度はまとまった金額を頂戴しましたが、それ以後の追加講習費は頂戴していません。
日曜開校も当然無料です。
自習ではないですよ、ちゃんと日曜も5時間ずっと授業をします。それが一切無料です。
こういう状態なので、実質的に1コマ200円くらいで授業をずっとしていたことになります。
私がこんな感じでずっと動き続けているので、生徒も保護者も、多少の慌ただしい対応はあっても我慢して見守ってくれて、そして毎日通ってくれました。
そもそも私は売上とかそういうのは興味がありません。
理塾は商売でやっているわけではありませんから。
そもそも、生徒さんや保護者の方を「お客さん」だと思っていません。
住んでいるところは違うが、普段一緒に生活している人たち(笑)くらいの感覚でいます。
受験生とは、家族よりも圧倒的に長い時間を、一緒の空間で過ごしています。
極端な話、寝ているのは家ですが、塾長も生徒も、それ以外は理塾にいます。
これでお互いが特別な存在にならないわけがない。
変な意味ではなくて、互いに一生懸命になることで、信頼関係ができていると思っています。
同じ目標(志望校への合格)のために、一緒に手を取り合おうという状態が生まれるわけです。
そして不思議と、こういう感覚でいればいるほど、チラシも全く使ってないのに生徒がどんどん来てくれます。
講師の募集も、求人誌なんか今まで一度も使ってないのに、医大生ばかりが、わんさか応募してくれる。
子供のことだけ考えて毎日過ごしていたら、余計なものにお金と手間をかけずに済むようになりました。
このように、私はお金儲けには関心がありませんが、毎日が非常に忙しく、かつ充実しています。
たいしたことない普通のオッサンを授業を毎日熱心に聞いて、少しでも私に近づこうと努力する子供たちを見ていると、休みなく毎日授業するのはしんどいけど、とても当たり前とは思えないからです。
生徒の皆さん。
保護者の方々が、毎日塾に通わせてくれるのは、当たり前のようでいて、実はとても素晴らしいことなんです。
反抗期のあなたたちは、親に対して腹の立つことも多いと思いますが、決して安くはないお月謝を、保護者の方々がどんな思いで滞りなく払っているか考えてみてください。
毎日塾に通えることを当たり前に思っちゃいけません。
それから、我々教える側だって人間なので、時にはミスをします。
もちろん、間違えたことを教えたりした時には、大いに反省しますし、全力でミスを防ごうとします。
しかし、その揚げ足を取って、「あの先生はアホだ」とか「あの先生には教えてもらいたくない」と言ってはいけません。
それは正当性があるようでいて、実はものすごく幼稚で愚かなことです。
ミスがあれば管理者がちゃんと改善しますから、生徒の立場なのに指導者をバカにするような人間になってはいけません。
保護者の皆さん。
送り迎えの車の中で、今日の塾がどうだったかを楽しそうに話すお子さんに、塾がどれだけ頑張って授業を提供しているか、考えてみてください。
反抗期だったり内気だったり、意欲だけでなく学力差もある子供達に対して、言葉に注意しながらどれほど我々が心を砕いて、そして平等に話しかけているのかを、考えてみてください。
自分たちが消費者だとか、お金を払っているから、そんなことはやってもらって当たり前と思っちゃいけません。
そう考える保護者や、実際に「自分はお金を払っている消費者だ」と名乗ってしまう方々は、残念ながら少しいらっしゃいます。
ただ、少なくとも二つのことが言えます。
一つ目は、相手からも「単なる消費者」「単にお金を払ってくれてるお客さん」程度の扱いしか、してもらえないということです。
そうでない方々と比べて、優先順位は著しく低く、信頼ではなくお金でだけつながっているため、情熱的で無償のサービスは一切受けられません。
そして、情熱的なサービスであるほど献身的で、実は無償であったりするのですが、残念ながらこの話が理解できない方も少しいらっしゃいます。
二つ目は、「お子さんも、将来必ず同じようになる」ということです。
「自分は消費者だぞ」と言うことが、子供たちの前で堂々と言えますか?
何十年後かに、同じことをしているお子さんを想像して、「立派な大人になったな」と胸を張れますか?
お金を支払っていることをアピールした結果、お金で測れない大きなものを実は失っている、そういう風には考えられませんか?
同時に学習塾で働くすべての皆さん。
私も含めてですが、自分たちを信じて、これだけたくさんの生徒さんや保護者の方が頼ってくださることを、当たり前だと思ったら罰が当たります。
自分を信じて、黙って任せてくださるということに、やりがいを感じて全力を尽くしてこそ、当たり前なんです。
日常がどれだけ素晴らしいことか感じつつ、感謝して仕事をせねばなりません。
頂戴したお月謝以上のサービスを心がけ、「この塾に出会えてよかった」と言っていただくために、できる限りのことを時には損得抜きで考えなくてはいけません。
保護者の方は立派な大人ですが、そもそも生徒というのは子供であり、まだまだ足りないところがあって当然です。
一生懸命に相手に接するからこそ、腹の立つこともあるでしょうが、それは実は思い通りにいかない自分に腹を立てているだけと気付かなければいけません。
気の合う生徒もいれば、気の合わない生徒もいるでしょうが、それを作っているのは、他でもないあなたです。
子供と言うのは不十分な存在なので、できない理由を生徒のせいにしてはいけません。
そう持っていけていない自分に腹を立て、自分を見つめなおし、次につなげようとしてこそ、やっと指導者と呼んでもらえるのです。
さて。
いよいよ明日で、一区切りがつきます。
受験前日に、受験生たちに少し話をしました。
「受験当日は、清算日なんだよ」と。
頑張ったことのご褒美は、受験当日に受け取れる。
サボったことに対するツケは、受験当日に払わされる。
君たちは、周囲の受験生と比べても、十分な努力をしてきた。
努力は決して嘘をつかないから、胸を張って堂々と受験してきなさい。
もしかしたら、今もまだ不安で、「もっと勉強しておけばよかった」とか「中1に戻って勉強をしっかりやり直したい」と考えている人もいるかもしれない。
でも、その考えは受験会場に持っていっちゃダメだ。
その考えは、高1になる前の春休みに、大学受験のことを考えつつ、思い出せばそれでいいんだよ。と。
そんなことを話しました。
さて明日は、さっそく新中3生の入会面談が予定されています。
受験期に問い合わせがあったのですが、忙しすぎて対応できなかったので、ずっと待っていただいていたのです。
このくらい、理塾は分業もできておらず、同時並行する器用さもない塾です。
こんな状態ですから、理塾は特別なことは何もしていません。
当たり前で、受験としてすべきことを、周囲よりもたくさんやる、ただそれだけの塾です。
ただ、こんな当たり前のことでも、相当な熱意がなければできず、簡単なことではないと自負しています。
特別なことはしていませんが、3年連続で模試の満点を複数取らせています。
こんな小さな塾ですが、そこら辺の塾にはそう簡単には負けません。
教える側も教わる側も、決意と努力量が違うからです。
私から見たら、周囲の塾がやっていることは遊びですし、理塾生からしたら、周囲の他塾生がやっていることは遊びです。
日曜が休みとか、祝日が休みとか、平日でも夕方からしか開校しないとか、授業でないなら教えないとか、そんなの遊びにしか見えません。
家で集中して勉強できないから、保護者は塾に通わせているんでしょう?
それなのに、なんで「宿題出すから家でやってこい」なんて馬鹿げたことを、どこの塾でも言うんでしょうか?
宿題も含めて、全部塾でやらせればいいじゃないですか。
家でさせるから、集中もしないし、すぐに取りかからないし、答えを写したりしたり、そんなことをする生徒がいるんでしょう?
演習と定着まで面倒見てやればいいのに、それができないなんて、そんなに難しいことですかね?
そう思えるくらい、ウチでは当たり前のことを必死に頑張ってやっている。
そういう環境で過ごすので、生徒もそれくらいやるのが当たり前だと思っている。
他塾からやってきた子や保護者が常に言うことですが、「理塾はびっくりするくらい静かだ」と驚かれます。
でも私からすれば、「今までどんだけ集中できない環境で勉強してきたんだろ、可哀想に」と思います。
私は今でも「うるさいな」と感じることがあるのに、皆さん「咳一つしても響く」とおっしゃる。
でも、そんなの当たり前じゃないですか。
頑張って集中してたら、試験会場と同じように静かになるでしょうし、咳一つしても響いて、むしろそれで当たり前なんです。
もともとうるさい子供なんて、いません。
子供はもっと周囲の空気を読んでいます。
うるさくしても、注意されないと感じさせるから、子供は騒いだりうるさくするんです。
「一言でもしゃべったら、間違いなく場違いになる」と思わせる雰囲気を作れば、どんな子供だって、一言もしゃべらず勉強します。
このように環境が大事であり、理塾は環境を特に重視して、伝統といえるくらいずっと何年もやってきています。
ですから、理塾は「いつも試験会場と同じくらい静か」なんです。
もし興味がある方は、少しだけ座席に余裕がありますので、お問い合わせください。
原則として、「紹介」のみ受け付けておりますが、特別に熱心な方には門戸を開き、入会のご案内をします。
他塾さんの偵察が非常に多いので、お子様を伴われない場合は、教室に入っていただくことはできませんのでご了承ください。