無料の理塾模試で志望校判定します!
皆さん、こんにちは。
理塾です。
今年の高校受験生を見ていて思うのですが、「学習塾に通ってない」という中学生の比率が、例年よりも多いと感じます。
理由はそれぞれ、「学習塾に通い始めるタイミングが微妙だった」「学校授業だけでも大変だった」など、いろいろとあるのでしょう。
場合によっては、「コロナ禍の影響で収入が減って、塾に通わせるのは財布的に厳しい」という方もいらっしゃるかもしれません。
それはそれで仕方ないことです。
ただ、ひとつ痛感することがあります。
それは、「今年、学習塾に通っていない高校受験生は、志望校なんて、もうかなり下げた感じになるんだろうな」ということです。
詳しく説明します。
学習塾に通っていない、ということは、進路指導は、中学校の担任の先生に一任することになります。
これは当然ですよね。
ただ、そうなると、ひとつ言えることがあって、それは「志望校はかなり下げて提示される」という傾向があります。
例えばですが、定期テストの点数が、だいたい5教科どれも「80点くらい」という生徒がいたとします。
これ、学校の先生は、どのくらいの学校が妥当だと言うと思いますか?
実際には副教科や学力診断テストの結果も絡むのですが、5教科の定期テストが80点くらいだったら、「香芝高校」と言われます。
普通の中学校の先生なら、「桜井高校も無理ではないけど、公立高校に行くのが前提なら、香芝高校にした方がいいと思う」と言う方が多いです。
保護者の方が、「公立高校にこだわっておらず、私立高校でもよい」という感じなら、「桜井高校にチャレンジしてもいいかも」と言われるかもしれません。
ちなみに、一般的な学習塾では、「高田高校は厳しいけど、橿原高校なら大丈夫だよ」という指導をするところがほとんどでしょう。
なんで、こういうことになるのか。
そもそも中学校の使命は、「進学を希望する全生徒を、高校に導くこと」です。
「学力に応じた高校を受験させる」ということではない。
ですから、ちょっとでも危険があるなら、進学先を下げて、「より安全確実に」という進路指導をします。
90%の合格率なら、学習塾であれば「大丈夫」と判断しますが、中学校目線だと99%か、場合によってはそれ以上を狙ってきます。
中学校のスタンスだと、「不合格になるのは、まずあり得ないようにするために、かなり下げて考える」という点にこわだるんですね。
これはこれで間違ってはおらず、ひとつの考え方ではあります。
ただ、受験は保険と同じで、「万一のことを考えるのも大切ですが、安全確実にこだわりすぎても、視野が狭くなって少し無理が出る」ということが少なくありません。
どういうことだか、わかりますか?
例えば、先ほどの例だと、安全確実に香芝高校に進学した場合は、よほどのことがない限りは、有名大学への進学は不可能です。
関関同立や産近甲龍への合格など、香芝高校ではまず不可能で、ほとんどの生徒(9割以上)は、実力でそういった大学に進学することはできないです。
これが、橿原高校だと、そこそこ頑張れば、進学できる可能性も出てきます。
今の日本においては、かなりの方が大学受験をすることを考えると、高校受験というのは途中の通過点に過ぎず、大学受験を見据えて考えるべきです。
ただ、申し訳ないけど、中学校の担任の先生は、「大学受験のことまで見据えて、高校受験の志望校などを決定している」とは言えません。
情熱溢れる先生もたくさんいらっしゃいますが、ほとんどの先生は「安全確実に合格できる高校を提示する」という点のみで、進路指導をされています。
私は、そういう部分を「どうにかしたい」と常々考えているのですが、このたび「学習塾に通っていない中学生」向けに、「無料の理塾模試」を実施することにしました。
塾長は、今まで2000人ほどの学生に関わってきていますので、進路指導には自信があります。
理塾模試を受けていただけるならば、妥当高校を提示します。
学校の担任の先生を信用しないわけではないのですが、「さすがに下げすぎでしょ」と思うことが多いので、学習塾に通っていない高校受験生は、ぜひ利用してみてください。
理塾模試は無料です。
もちろん、受験後に「塾に通ってください」と勧誘することもありません(そもそもほぼ満席で、入塾をお断りすることも多いです)。
興味のある方は早めにどうぞ。